Windowsの標準機能を使って無料でできる画面キャプチャ(動画収録・スクリーンショット)の方法と、その活用法について紹介します。
特別な有料ソフトをインストールする必要はなく、すべて標準アプリで完結します。
Windows動画キャプチャ「Game Bar」を使う方法
Windowsでは、Game Bar(ツールバー)を利用して簡単に画面の動画をキャプチャすることができます。標準搭載されているツールなので、無料で使えます。
操作手順(動画キャプチャ)
- ショートカットキー「Win + G」でGame Barを表示
- 録画開始ボタンをクリックすると、アクティブウィンドウの録画がスタート(*)
(*)ショートカット「Win + Alt + R」で、Game Barを開かずに、録画の開始・停止も可能です。
より高度な動画キャプチャを求める場合は、Bandicamといった専用ソフトもあります。以前はよく使っていましたが、最近ではMacおよびWindowsの標準機能しか使っていません。
Windows画像キャプチャ「スクリーンショットバー」を使う方法
スクリーンショットを撮るときは、切り抜く編集の手間を減らすために、私は選択範囲を指定して撮影しています。これもWindowsの標準機能で簡単に行えます。
操作手順(選択範囲のスクリーンショット)
- ショートカットキー「Win + Shift + S」でスクリーンショットバーを表示
- ツールバーから四角形の領域切り取りを選択
- キャプチャしたい範囲をドラッグ
- 通知ウィンドウからスクリーンショット画像をクリックすると、Snipping Toolが起動し、スクリーンショットが読み込まれる
- 必要に応じて編集して保存
キャプチャした画像はクリップボードにコピーされるので、ペイントなど他の画像編集ソフトでも編集可能です。
Windows画面キャプチャの活用方法2選
私が日常的に活用している動画キャプチャや画像キャプチャの活用方法を2つ紹介します。
1. 解説動画の制作やクライアント資料としての活用
Premiere Pro、After Effects、Illustratorなどのソフトを使った作業風景をキャプチャし、それを解説動画の素材として使用しています。
また、クライアントへの資料としても活用し、作業の流れや成果物をわかりやすく伝えるためのツールとして役立てています。
2. 有益な情報のインプットに活用
YouTube動画やインターネット上で見つけた有益な情報を保存したいときに、スクリーンショットを活用しています。後から見返せるようにしておくことで、効率的に知識を蓄積できます。
まとめ
Windowsの標準を使うことで、手軽に画面の動画収録やスクリーンショットが可能です。
特に、クライアント向けの資料作成や、チュートリアル動画の制作には非常に便利なツールですので、ぜひ活用してみてください。